函館ストーリー「去年と違う夏」
函館の湯の川温泉にあるホテルは、海のそばに建っていた。
夜には、漁り火が美しく灯るという…
去年は、誰かといた夏だった。
同じ海辺で、同じ波の音を聞きながら、笑い合った。
でも今年は、僕ひとり。
とりあえず僕は、ホテルを出て、6本の缶ビールを並べた。
BGMは、波の音。
テーブル代わりは、白い砂浜。
そして、時おりカモメが話しかけてくる…
今年も、僕の夏が始まる。
少し静かで、少しだけ切ない――それでも、確かに始まっている。
「函館、四季折々の美しき物語」函館を舞台にした物語を掲載しています!
函館の湯の川温泉にあるホテルは、海のそばに建っていた。
夜には、漁り火が美しく灯るという…
去年は、誰かといた夏だった。
同じ海辺で、同じ波の音を聞きながら、笑い合った。
でも今年は、僕ひとり。
とりあえず僕は、ホテルを出て、6本の缶ビールを並べた。
BGMは、波の音。
テーブル代わりは、白い砂浜。
そして、時おりカモメが話しかけてくる…
今年も、僕の夏が始まる。
少し静かで、少しだけ切ない――それでも、確かに始まっている。
ひとりで缶ビール6缶かぁ
返信削除白い砂浜がテーブルだなんて
かっこいいね^^
6缶目あたりには、思い出に浸って
泣いたりするのかなぁ?