函館ストーリー「光の坂に、愛はふくらむ」
雪が止んだ八幡坂を見下ろすと、きらめきが目に眩しかった。
街路樹を彩るやわらかな光が、
季節のはじめの蕾のようにふくらんでいる。
静寂の中に立ちつくし、光の流れを感じていると、
まるで作られたドラマの一場面のように思えた。
そして――
あなたへの愛は、つのるばかりだ。
あとがき…
冬の八幡坂には、言葉にできない瞬間がいくつもあります。
雪が止んだあとの澄んだ空気、街路樹の灯りがふくらむように揺れる光、そして胸の奥でそっと強まっていく想い。
そのどれもが、誰かを想う気持ちと静かに響き合っているように感じます。
この短い物語は、そんな「光と愛が重なる一瞬」を切り取ったものです。
読んでくださったあなたの中にも、あたたかな灯りがひとつ残れば嬉しく思います。
.jpg)
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿