函館ストーリー「春の函館、届いたもの」
オープンカフェのテーブルで、アイスコーヒーを飲んだ。
一年ぶりに届いた手紙を、そっと読みながら──
函館からのメッセージは、三枚の手紙と一枚の写真だった。
写真には、コットンキャンディーのような雲が、春の光を受けて輝いていた。
しばらくためらってから、私は手紙を書いた。
函館へ向けたメッセージは、0.3ミリのペンで、静かに綴った。
あとがき:記憶と季節の交差点にて
春の函館は、記憶の中で静かに息づいています。
この短い物語は、手紙という小さな窓から、季節の光と心の揺らぎを覗いたものです。
写真に映る雲も、ペン先に滲む言葉も、すべてが「今ではないどこか」と「今ここ」の間に浮かんでいるようにしました。
読んでくださった方の中にも、そんな風景がそっと重なっていたら嬉しく思います。

函館発と、函館着
返信削除これは、彼女が函館から手紙をだして
彼は函館の街にきたけど
函館にいる彼女に合わずに
函館へと手紙を書いた
ってイメージかなぁ?
いや?それとも彼はまったく違う場所にいるのかなぁ?
あらためて、気になっていた^^
ぴいなつちゃん
返信削除ちょっと分かりづらいので、本文を訂正しました。
この物語は、函館からのメッセージは女性です!
だから、受け取った人は男性です。
昔、僕は好きで0.3ミリのペンをよく使っていました(^^ゞ