函館ストーリー「キミは、とても…」
函館ストーリー〈春〉
今日、久しぶりに彼女と会う。
前の晩に、僕は彼女の夢を見た!
春の明け方に見る夢は、正夢になるのだという。
夢の中で僕は、彼女にプロポーズする直前に、目が覚めたのだった。
待合わせの旧イギリス領事館のCAFÉ で、彼女は本を読んでいる。
僕は、入り口の前で3回も深呼吸をしてから、中に入った。
彼女は、ほとんど化粧もしておらず、その素顔がとても美しいと思った。
「その素顔がステキだよ…」
と、思わず言おうとして上手く口に出来なくて、俯いてゴモゴモとしていた。
「んっ!」
と、小首をかしげる彼女は、僕を真っ直ぐに見つめている。
「よっ良かったら、僕と一緒に暮らさないか?」
僕は、勇気を振り絞り緊張しながら、そう呟いた。
「そうね、桜が咲く頃にね」
彼女は、すてきな笑顔でそう答えた。
わぁ!一番乗り^^
返信削除あたらしいブログ開設おめでとーう!!
記念の花輪飾りました〜(笑)
そして、この物語なつかしいなぁ
ひとつひとつ、季節ごとに
歴史のページをめくるみたいで
すごくいいねー!!
素直に言えないながら
ちゃんと大事な言葉を言って
それに、粋なセリフでかえす
ステキなふたりだよね^^
ぴいなつちゃん
返信削除一番乗り!どうもありがとう。
原稿では、タイトル横に「春」とか付いていて、文筆堂にUPする際に、外していた!
元は季節毎に変わるストーリーだから、原点に戻した(^_^ゞ
改めて読み返すと、自分でも若いな!と思う表現もあり、こうして再編集できるのは良いね。
これからも、文筆堂の支店を宜しくお願いします。
二番乗りです!
返信削除改めて読んでみると
情景が浮かんできます✨✨✨
素敵ですね。
美蘭さん
返信削除2番乗り、どうもありがとうございます!
本店がゴチャゴチャしてきたので、これでスッキリとしますね(^^ゞ
これからもよろしくお願いいたします。